Google Cloud Hyperdisk の概要


このドキュメントでは、Google Cloud Hyperdisk の機能について説明します。Hyperdisk は、Compute Engine 用の最も高速で最も効率的な耐久性の高いディスクです。コンピューティング インスタンス(仮想マシン(VM)インスタンス、コンテナ、ベアメタル インスタンス��にブートディスクまたはデータディスクが必要な場合は、Hyperdisk を使用することをおすすめします。

Compute Engine の他のブロック ストレージ オプションについては、ディスクタイプを選択するをご覧ください。

新しい Hyperdisk ボリュームを作成するには、Hyperdisk ボリュームを作成するをご覧ください。

Hyperdisk の機能

Hyperdisk を使用すると、一般的なオンプレミスのストレージ エリア ネットワーク(SAN)のコストと複雑さなしで、Compute Engine ワークロードのプロビジョニング、管理、スケーリングを行えます。

Hyperdisk ボリュームには次の機能があります。

  • 物理ディスクとしての機能: コンピューティング インスタンスにアタッチされた Hyperdisk ボリュームは、コンピューティング インスタンスにアタッチされた物理ディスクのように使用できます。Hyperdisk ボリュームへの読み取りまたは書き込みを行うと、データはネットワーク経由で転送されます。

  • パフォーマンスの向上: Hyperdisk は、Google の Titanium ストレージ オフロード技術を活用することで、Persistent Disk よりも高い IOPS とスループットを実現します。

  • カスタマイズ可能なパフォーマンス: 各 Hyperdisk ボリュームのパフォーマンス(IOPS やスループットなど)を選択できます。また、Hyperdisk ボリュームの使用中にパフォーマンスを増減することも可能です。

  • 高可用性のサポート: 万一ゾーンまたはリージョンが停止した場合に、次の機能のいずれかまたは両方を有効にすることで、データの高可用性を確保できます。

    • ゾーンの停止が発生した場合にデータを保護するには、Hyperdisk Balanced High Availability を使用します。Hyperdisk Balanced High Availability ボリューム上のデータは、同じリージョン内の 2 つのゾーン間で同期的にレプリケーションされ、最大 1 つのゾーンの停止から保護されます。

    • リージョンの停止からデータを保護するには、非同期レプリケーションを使用して、別のリージョンにデータのレプリカを保持します。ディスクの非同期レプリケーションを有効にすると、あるリージョンのデータがセカンダリ リージョンのレプリカに継続的にコピーされます。リージョンが停止した場合は、データをセカンダリ リージョンにフェイルオーバーできます。非同期レプリケーションは、Hyperdisk Balanced、Hyperdisk Balanced High Availability、Hyperdisk Extreme の各ボリュームで使用できます。

  • ポータビリティ: Hyperdisk ボリュームがアタッチされているコンピューティング インスタンスを変更できます。

  • VM 間で共有可能: 高可用性ワークロードの場合、特定の Hyperdisk タイプは複数の VM で共有できます。各 VM は、ボリュームへの同時読み取り / 書き込みアクセス権または読み取り専用アクセス権を持ちます。

  • プールされた容量とパフォーマンスのサポート: 計画を簡素化し、ストレージのオーバー プロビジョニングを回避して、コストを削減するために、Hyperdisk ストレージ プールを使用して Hyperdisk ストレージとパフォーマンスを一括で購入できます。

ワークロードの Hyperdisk タイプを選択する

ワークロードに Hyperdisk ボリュームを追加するには、Hyperdisk タイプを選択する必要があります。各 Hyperdisk タイプは、特定のタイプのワークロード向けに設計および最適化されています。使用可能な Hyperdisk タイプは次のとおりです。

  • Hyperdisk Balanced
  • Hyperdisk Balanced High Availability
  • Hyperdisk Extreme
  • Hyperdisk Throughput
  • Hyperdisk ML

ほとんどのワークロードに Hyperdisk Balanced をおすすめします。

Hyperdisk タイプを選択するには、ワークロードのタイプとそのパフォーマンス要件を次の表の情報と比較します。特定の Hyperdisk タイプの詳細については、推奨される Hyperdisk タイプ列のリンク先のページをご覧ください。

ワークロード タイプ 推奨される
Hyperdisk タイプ
特有の機能 ボリュームあたりの最大 IOPS とスループット
  • ほとんどのエンタープライズ アプリケーション
  • ブートディスク
  • 仮想デスクトップ
  • Postgres、MySQL
Hyperdisk Balanced
  • ほとんどのワークロードに最適な設計
  • 価格とパフォーマンスの最適な組み合わせ
  • 最大 8 つのインスタンスから同じボリュームへの同時読み取り / 書き込みアクセスをサポート
IOPS: 160,000
スループット: 2,400 MiB/秒
  • 目標復旧時点が 0 のミッション クリティカルな高可用性アプリケーション
Hyperdisk Balanced High Availability
  • 迅速なフェイルオーバーのために同じリージョン内の 2 つのゾーンでデータ レプリケーションを提供
  • 最大 8 つのインスタンスから同じボリュームへの同時読み取り / 書き込みアクセスをサポート
IOPS: 100,000
スループット: 1,200 MiB/秒
  • SAP HANA
  • ハイエンドの SQL Server、Oracle、インメモリ RDBMS
Hyperdisk Extreme
  • 最も高い IOPS を提供
IOPS: 350,000
スループット: 5,000 MiB/秒1
  • 5,000 MiB/秒を超えるスループットまたは 350,000 を超える IOPS を必要とする、以下のようなワークロード向けに設計
    • ハイ パフォーマンス コンピューティング(HPC)
    • ML、AI 推論、トレーニング
    • アクセラレータ最適化ワークロード
Hyperdisk ML
  • 最大 2,500 個のインスタンスに読み取り専用モードの単一のボリュームをアタッチすることをサポート
  • 最も高い読み取り専用スループットを提供
IOPS: 19,200,0002
スループット: 1,200,000 MiB/秒
  • Hadoop、Spark、Kafka などのスケールアウト分析ワークロード
  • コールド ディスク
Hyperdisk Throughput
  • 高い IOPS を必要としない、帯域幅と容量を大量に消費するアプリケーション向けの高スループット
  • 費用重視のアプリケーション向けの費用対効果の高いデータディスク
IOPS: 2,4002
スループット: 600 MiB/秒

1 Hyperdisk Extreme ボリュームのスループット レベルは指定できません。プロビジョニングされるスループットは、指定した IOPS レベルに基づきます。
2 Hyperdisk Throughput と Hyperdisk ML ボリュームの IOPS レベルは指定できません。プロビジョニングされる IOPS は、指定したスループット レベルに基づきます。

Hyperdisk のパフォーマンス

Hyperdisk のパフォーマンスに関する主なコンセプトの概要は次のとおりです。

  • 各 Hyperdisk ボリュームのパフォーマンス(IOPS やスループット)の上限とサイズを構成できます。また、サイズを変更せずに Hyperdisk ボリュームのパフォーマンスを増減することもできます。
  • 指定したパフォーマンスの上限は、プロビジョニングされたパフォーマンスと呼ばれます。プロビジョニングされたパフォーマンスは、想定されるパフォーマンスではなく、ディスクが達成できる最大パフォーマンスです。
  • Hyperdisk ボリュームの実際のパフォーマンスは、ボリュームの使用中に観測されるパフォーマンスです。
  • Hyperdisk ボリュームがプロビジョニングされたパフォーマンスを達成するには、同じレベル以上のパフォーマンスをサポートするコンピューティング インスタンスにボリュームをアタッチする必要があります。

Hyperdisk のパフォーマンスの仕組みについては、Hyperdisk のパフォーマンスについてをご覧ください。 各 Hyperdisk タイプのパフォーマンスの上限については、Hyperdisk のパフォーマンスの上限をご覧ください。

レイテンシ

Hyperdisk タイプごとにレイテンシ プロファイルが異なります。Hyperdisk Throughput のレイテンシは、ハードディスク ドライブのレイテンシと比較することをおすすめします。Hyperdisk Balanced、Hyperdisk Balanced High Availability、Hyperdisk Extreme、Hyperdisk ML のレイテンシは、エンタープライズ SSD のレイテンシと比較できます。

Hyperdisk Balanced と Hyperdisk Extreme は、ミリ秒未満のレイテンシを実現します。

Hyperdisk のマシンシリーズのサポート

このセクションでは、各 Hyperdisk タイプがサポートするマシンシリーズを示します。マシンシリーズが Hyperdisk をサポートしていない場合は、Persistent Disk を使用します。

サポートされている Hyperdisk タイプを確認するには、1 つ以上のマシンシリーズを選択します。

マシンシリーズ Hyperdisk Balanced Hyperdisk Extreme Hyperdisk Throughput Hyperdisk ML Hyperdisk Balanced HA
C4
C4A
C4D
C3
C3D
N4
N2
N2D
N1
T2D
T2A
E2
Z3
H3
C2
C2D
X4
M4
M3
M2
M1
N1+GPU
A4X
A4
A3(H200)
A3(H100)
A2
G2

マシンタイプの制限

このセクションでは、各 Hyperdisk タイプがサポートするマシンシリーズに適用される制限事項を示します。

  • Hyperdisk Extreme には次の制限が適用されます。

    • C3 マシンタイプには、88 個以上の vCPU が必要です。
    • C3D マシンタイプには、60 個以上の vCPU が必要です。
    • C4 マシンタイプには、少なくとも 96 個の vCPU が必要です。
    • M1 マシンタイプには、80 個以上の vCPU が必要です。
    • C4A、C4D、M3 のマシンタイプには、64 個以上の vCPU が必要です。
    • M4 マシンタイプには、112 個以上の vCPU が必要です。
    • N2 には 80 個以上の vCPU が必要です。カスタム N2 マシンタイプはサポートされていません。
  • ベアメタルのマシンタイプでは Hyperdisk Throughput を使用できません。

Hyperdisk をご利用いただけるリージョン

Hyperdisk タイプは、すべてのリージョンとゾーンで利用できるものと、特定のロケーションのみで利用できるものがあります。次の表に、各 Hyperdisk タイプのリージョン別の可用性を示します。

Hyperdisk タイプ サポートされるリージョン
Hyperdisk Balanced すべてのゾーンとリージョンで利用可能
Hyperdisk Balanced High Availability 各リージョンでの Hyperdisk Balanced High Availability の使用可否に記載されているリージョンのみ
Hyperdisk Extreme Hyperdisk Extreme を利用できるリージョンに記載されているリージョンのみ
Hyperdisk ML Hyperdisk ML のリージョンの可用性に記載されているリージョンのみ
Hyperdisk Throughput すべてのゾーンとリージョンで利用可能

VM 間で Hyperdisk ボリュームを共有する

同じボリュームを複数の VM に同時にアタッチすることで、Hyperdisk ボリュームを複数の VM 間で共有できます。

次のシナリオがサポートされています。

  • 複数の VM から単一のボリュームへの同時読み取り / 書き込みアクセス。クラスタ化されたファイル システムや、高可用性ワークロード(SQL Server フェイルオーバー クラスタ インフラストラクチャなど)におすすめです。Hyperdisk Balanced ボリュームと Hyperdisk Balanced High Availability ボリュームでサポートされています。

  • 複数の VM から単一のボリュームへの同時読み取り専用アクセス。これは、同じデータを含む複数のディスクを使用するよりも費用対効果が高くなります。アクセラレータ最適化 ML ワークロードにおすすめです。Hyperdisk ML ボリュームでサポートされています。

Hyperdisk Throughput ボリュームまたは Hyperdisk Extreme ボリュームを複数の VM にアタッチすることはできません。

ディスクの共有については、VM 間でディスクを共有するをご覧ください。

Hyperdisk ボリュームの高可用性と障害復旧の保護

レプリケーションを有効にすると、万が一ゾーンまたはリージョンが停止した場合にデータを保護できます。レプリケーションとは、別のゾーンまたはリージョンにデータのコピーを保持することです。

ゾーン間の同期レプリケーション

同じリージョン内の別のゾーンにデータをレプリケーションするには、Hyperdisk Balanced High Availability ボリュームを使用する必要があります。Hyperdisk Balanced High Availability は、ゾーン レプリケーションでサポートされている唯一の Hyperdisk タイプです。

詳細については、ディスクの同期レプリケーションについてをご覧ください。

クロスリージョンの非同期レプリケーション

非同期レプリケーションを有効にすると、万が一リージョンが停止した場合にデータを保護できます。非同期レプリケーションは、別のリージョンのボリューム上にデータのコピーを保持します。たとえば、us-west1 の Hyperdisk ボリュームを保護するには、非同期レプリケーションを使用して、us-east4 リージョンのセカンダリ ボリュームにボリュームをレプリケーションします。us-west1 のボリュームが使用できなくなった場合は、us-east4 のセカンダリ ボリュームを使用できます。

非同期レプリケーションは、次の Hyperdisk タイプで使用できます。

  • Hyperdisk Balanced
  • Hyperdisk Extreme
  • Hyperdisk Balanced High Availability

クロスリージョン レプリケーションの詳細については、非同期レプリケーションをご覧ください。

Hyperdisk ボリュームの暗号化

デフォルトでは、Compute Engine はGoogle-owned and Google-managed encryption keysで Hyperdisk ボリュームを保護します。顧客管理の暗号鍵(CMEK)を使用して Hyperdisk ボリュームを暗号化することもできます。

詳細については、ディスクの暗号化についてをご覧ください。

Hyperdisk ボリュームを使用した Confidential Computing

Hyperdisk Balanced ディスクにハードウェア ベースの暗号化を追加するには、ディスクの作成時にディスクの情報保護モードを有効にします。情報保護モードは、Confidential VM にアタッチされている Hyperdisk Balanced ディスクでのみ使用できます。

詳細については、Hyperdisk Balanced ボリュームの情報保護モードをご覧ください。

Hyperdisk の耐久性

Compute Engine は、Hyperdisk ボリュームのデータを複数の物理ディスクに分散して、耐久性を確保し、パフォーマンスを最適化します。

ディスクの耐久性は、通常の 1 年間に一般的なディスクでデータ損失が発���する確率(設計上)を表します。Hyperdisk でデータ損失が発生することは極めて稀ですが、過去の事例では、ハードウェア障害、ソフトウェアのバグ、またはその 2 つの組み合わせが原因となっています。また、Google は、業界全体のサイレント データ破損のリスクを軽減するために多くの対策を講じています。

耐久性は、ハードウェア障害、壊滅的なイベントが発生する確率、Google データセンターでの隔離方法とエンジニアリング プロセス、各ディスクタイプで使用される内部エンコードに関する一連の前提条件に基づいて計算されます。

お客様が誤ってディスクを削除した場合など、Google Cloud のお客様による人為的ミスは、Hyperdisk の耐久性の範囲外となります。

以下の表は、ディスクタイプごとの設計の耐久性を示しています。99.999% の耐久性とは、1,000 個の Hyperdisk ボリュームがあれば、100 年間 1 個も失わずに済む可能性が高いということです。

Hyperdisk Balanced Hyperdisk Extreme Hyperdisk ML Hyperdisk Throughput Hyperdisk Balanced High Availability
99.999% を上回る 99.9999% を上回る 99.999% を上回る 99.999% を上回る 99.9999% を上回る

サポートされているディスク インターフェース

Hyperdisk ボリュームは、インスタンスのマシンタイプに応じて、NVMe または SCSI インターフェースを使用して VM のディスクとしてマウントされます。

Hyperdisk ストレージ プール

Hyperdisk ストレージ プールを使用すると、ブロック ストレージの総所有コストを簡単に削減し、ブロック ストレージの管理を簡素化できます。Hyperdisk ストレージ プールを使用すると、プロジェクト 1 つあたり最大 1,000 個のディスクで、容量とパフォーマンスのプールを共有できます。ストレージ プールではシン プロビジョニングとデータ削減の各機能を使用できるため、効率を高めることができます。

ストレージ プールを使用すると、オンプレミス SAN のクラウドへの移行を簡素化できます。また、ワークロードに必要な容量とパフォーマンスを簡単に提供することもできます。

特定のゾーンにあるプロジェクトのすべてのワークロードの推定容量と推定パフォーマンスでストレージ プールを作成します。次に、このストレージ プールにディスクを作成し、既存の VM にディスクをアタッチします。新しい VM の作成の一環として、ストレージ プールにディスクを作成することもできます。各ストレージ プールには、Hyperdisk Throughput など、1 種類のディスクがあります。Hyperdisk ストレージ プールには次の 2 種類があります。

  • Hyperdisk Balanced ストレージ プール: Hyperdisk Balanced ディスクでの処理に最適な汎用ワークロードに使用
  • Hyperdisk Throughput ストレージ プール: Hyperdisk Throughput ディスクでの処理に最適なストリーミング、コールドデータ、分析ワークロードに使用

Hyperdisk ストレージ プールの使用方法については、ストレージ プールについてをご覧ください。

料金

Hyperdisk ボリュームを削除するまで、プロビジョニングされた合計容量に対して課金されます。ボリュームがインスタンスにアタッチされていない場合や、インスタンスが一時停止または停止されている場合でも、料金が発生します。月ごと、GiB ごとに課金されます。さらに、以下に対して課金されます。

  • Hyperdisk Balanced では、プロビジョニングされた IOPS とプロビジョニングされたスループット(MiB/秒)について、ベースライン値の 3,000 IOPS と 140 MiB/秒のスループットを超過した分だけ月額料金が課金されます。
  • Hyperdisk Extreme では、プロビジョニングされた IOPS に基づいて月額料金が課金されます。
  • Hyperdisk ML では、プロビジョニングされたスループット(MiB/秒)に基づいて月額料金が課金されます。複数の VM を 1 つの Hyperdisk ML ボリュームにアタッチしても追加料金は発生しません。
  • Hyperdisk Throughput では、プロビジョニングされたスループット(MiB/秒)に基づいて月額料金が課金されます。

リージョン ディスクのデータは 2 つのロケーションに書き込まれるため、Hyperdisk Balanced High Availability ストレージの費用は Hyperdisk Balanced ストレージの 2 倍になります。

料金について詳しくは、ディスクの料金をご覧ください。

Hyperdisk と確約利用割引

Hyperdisk ボリュームは以下に対応していません。

  • リソースベースの確約利用割引(CUD)
  • 継続利用割引(SUD)

Hyperdisk とプリエンプティブル VM インスタンス

Hyperdisk は、Spot VM(またはプリエンプティブル VM)で使用できます。ただし、Hyperdisk には割引されたスポット料金はありません。

Hyperdisk の制限事項

  • Hyperdisk ボリュームからマシンイメージを作成することはできません。
  • Hyperdisk Extreme ボリューム、Hyperdisk Throughput ボリューム、Hyperdisk Balanced High Availability ボリュームからイメージを作成することはできません。
  • Hyperdisk ML ボリュームまたは Hyperdisk Throughput ボリュームからインスタント スナップショットを作成することはできません。
  • Hyperdisk Throughput ボリュームまたは Hyperdisk Extreme ボリュームは複数の VM にアタッチできません。
  • Hyperdisk Extreme、Hyperdisk ML、Hyperdisk Throughput ボリュームは、ブートディスクとして使用できません。
  • Hyperdisk ML ボリュームは最大 100 個の VM にアタッチできます(アタッチは 30 秒に 1 回まで)。
  • スナップショットまたはディスク イメージから読み取り / 書き込みモードの Hyperdisk ML ディスクは作成できません。ディスクは読み取り専用モードで作成する必要があります。
  • Hyperdisk ML ボリュームで読み取り専用モードを有効にすると、読み取り / 書き込みモードを再度有効にすることはできません。
  • マルチライター モードでボリュームを作成する場合は、その他の制限事項をご覧ください。
  • 情報保護モードで Hyperdisk Balanced ボリュームを作成する場合は、その他の制限事項をご覧ください。
  • C3D マシンタイプで AMD SEV を使用する Confidential VMs は、Hyperdisk Balanced と Hyperdisk Throughput をサポートしていません。

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