成功事例

World Food Program USA

World Food Program USAは、次の世代の寄付者にリーチするためにリールファーストのクリエイティブとディアスポラ(在外居住民)コミュニティのクリエイターを活用しています。

World Food Program USA (WFP USA)は、次の世代の寄付者を獲得したいと考えていました。そこで、リールファーストのキャンペーンを制作するとともに、エチオピア、アフガニスタン、ウクライナのディアスポラコミュニティのクリエイターと協力し、国連世界食糧計画(国連WFP)の配給食料に一般的に含まれている5つの主食材から祖国の料理のレシピを考えてもらいました。食べ物を分かち合うことはつながりを作ることになるからです。

リール向けに制作されたエピソードシリーズでは、このレシピを紹介するだけでなく、クリエイターの文化と祖国にまつわるストーリーもあわせて伝え、そうすることで食糧不足を取り巻く困難とそれに対するWFP USAの活動に共感を集めました。このキャンペーンは、MetaのクリエイティブショップがDine DiasporaおよびVidMobとともに手がけ、「メインのメッセージと強いブランディングを冒頭に持ってくる」「音声ありでの視聴と縦型フォーマットを前提にデザインする」「強いコールトゥアクションを使う」というベストプラクティスを念頭に置いた作りになっていました。

世界の飢餓の解決に向けて認知度を高め、人々の力を結集するために、WFP USAとクリエイターが互いにパートナーシップを結んで「Recipes for Peace (平和のためのレシピ)」キャンペーンの中でレシピのエピソードを1つずつ投稿していきました。この動画は、リーチの最大化とブランドリフトの測定のために広告としても広く配信されました。

「Recipes for Peace」キャンペーンでは、広告想起(+5ポイント)、ブランド認知度(+7.1ポイント)、キャンペーン認知度(+6.3ポイント)が大きく上昇しました。こうした上昇は若年層でも見られ、ブランド認知度リフトは18~24歳で6.8ポイント、25~34歳で6ポイントでした。パートナーシップの結果、WFP USAはディアスポラコミュニティのクリエイターの協力を得て、新たなオーディエンスへのリーチとオーディエンス全体からのエンゲージメントを、没入感の高い新しい方法で達成することができたのです。