The Wayback Machine - https://web.archive.org/web/20120702144336/http://ja.cppreference.com:80/w/cpp/io
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C++ I/O

提供:cppreference.com
< cpp


<iostream> ライブラリはいくつかの標準オブジェクトを自動的に定義します:

  • cout, ostreamクラスのオブジェクトで、標準出力デバイスにデータを出力します
  • cerr, ostreamクラスのもう一つのオブジェクトで、標準エラーデバイスにバッファされない出力を書き込みます
  • clog, cerrと似ていますが、バッファされた出力を用います
  • cin, istreamクラスのオブジェクトで、標準入力デバイスからデータを読み込みます

<fstream> ライブラリはファイル入力とファイル出力をそれぞれ ifstream クラスと ofstream クラスによって可能にします。 C++では stringstream によっても文字列の入出力が可能になります。

C++ I/O ストリームのいくつかの挙動(精度、行端揃えなど)は様々な I/O ストリームフォーマットフラグ を操作することにより変更できます。

I/Oコンストラクタ constructors
bad エラーが発生しているとtrueを返します
clear ステータスフラグをクリアし、指定されたフラグをセットします
close ストリームをクローズします
eof ファイルの終端に達していたらtrueを返します
exceptions エラー発生時に例外を投げるように設定します
fail エラーが発生していたらtrueを返します
fill 設定された幅よりも出力が短い場合に隙間を埋める文字を設定します
flags io_stream_format_flagsにアクセスしたりセットします
flush バッファを空にします
gcount 最後の入力操作で読み込んだ文字数を返します
get 文字列を読み込みます
getline 一行分、文字列を読み込みます
good エラーが発生していないとtrueを返します
ignore 指定された文字数分読み込んで破棄します
open 新しいストリームを開きます
peek 次に読み込む文字をチェックします
precision ストリームの数値の精度を操作します
put 文字列を書き込みます
putback ストリームに文字列を戻します
rdstate ストリームの状態フラグを返します
read データを読み込み、バッファに書き込みます
seekg 入力ストリームでランダムアクセスを行います
seekp 出力ストリームでランダムアクセスを行います
setf フォーマットフラグをセットします
sync_with_stdio 標準入出力と同期を取ります
tellg 入力ストリームのポインタを取得します
tellp 出力ストリームのポインタを取得します
unsetf io_stream_format_flagsをクリアします
width 出力の最小幅を取得したり、操作します
write 文字列を書き込みます