ドラマ版『ハリー・ポッター』とは?
『ハリー・ポッター』のドラマシリーズ製作が正式発表されたのは、2023年4月。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの新作発表会で、J・K・ローリングの原作に忠実に1巻ごとに1シーズンを費やして全7シーズンを制作することが明らかとなった。脚本とショーランナーを務めるのは、エミー賞を総なめにした『メディア王 〜華麗なる一族〜』のフランチェスカ・ガーディナー。同作や映画『ザ・メニュー』(2022)のマーク・マイロッドが、製作総指揮といくつかのエピソードで監督を務める。
製作総指揮として関わるローリングはX(旧ツイッター)の投稿で、監督&脚本家としてガーディナーとマイロッドを発表できることにワクワクしていると綴り、2人とすでに「面接」したことを明かした。「2人とも『ハリー・ポッター』に対する真の情熱を持っています。フランチェスカのパイロット版の脚本を読み、マークの構想を聞きましたが、ドラマ版が期待以上の作品になると確信しました」
ドラマ版『ハリー・ポッター』のキャストは?
2025年5月27日(以下、現地時間)、主要キャラクターの3人を演じる俳優が明らかに! ハリー・ポッター役にドミニク・マクラフリン、ハーマイオニー・グレンジャー役にアラベラ・スタントン、ロン・ウィーズリー役にアラステア・スタウトをキャスティングしたことが発表された。フランチェスカ・ガーディナとマーク・マイロッドは、次のように共同声明で述べている。
「キャスティング・ディレクターのルーシー・ビーバンとエミリー・ブロックマンが率いた並外れた捜索の結果、私たちはハリー、ハーマイオニー、ロンを見つけたことを発表でき、大変うれしく思います。この3人の個性的な俳優の才能は見るものを魅了し、私たちはスクリーンで彼らの魔法を目撃するのが待ちきれません。オーディションに参加してくれた何万人もの子どもたちに感謝します。多くの若い才能を発見できたことは、本当に喜ばしいことです」
2024年秋にハリーとハーマイオニー、ロンを演じる俳優のオープンキャスティングが始まり、3万人以上の俳優が主役のオーディションを受けたそうだ。募集要項によれば、2025年4月の時点で9歳から11歳で、イギリスかアイルランドに居住していることが条件。「包括的で多様性のある配役に取り組んでいます」として、「すべての役どころにおいて、特に記述のない限り、民族や性別、障害、人種、性的嗜好、性自認ほか、法で保護されているいかなるアイデンティティにかかわらず、適したパフォーマーはご応募ください」と呼びかけていた。
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また、アルバス・ダンブルドア役にはジョン・リスゴー、ミネルバ・マクゴナガル役にはジャネット・マクティア、セブルス・スネイプ役にはパーパ・エッシードゥ、ルビウス・ハグリッド役にはニック・フロスト、クィリナス・クィレル役にルーク・タロン、アーガス・フィルチ役にポール・ホワイトハウスが決定。
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そして2025年6月には新たにキャスト9名が発表された。モリー・ウィーズリー役をキャサリン・パーキンソン、ドラコ・マルフォイ役を���ックス・プラット、ルシアス・マルフォイ役をジョニー・フリン、シーマス・フィニガン役をレオ・アーリー、パルヴァティ・パティル役をアレッシア・レオニ、ラベンダー・ブラウン役をシエナ・ムーサ、そしてペチュニア・ダースリー役をベル・ポウリー、バーノン・ダーズリー役をダニエル・リグビー、コーネリアス・ファッジ役をバーティ・カーベルが演じる。
映画版のキャストが一新される中、2025年9月には、レイブンクローの寮監で呪文学を教えるフィリウス・フリットウィック先生を演じたワーウィック・デイヴィスが、ドラマ版にも同役でカムバックすることが明らかに。また、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』にも出演したリー・ギルが、グリンゴッツ魔法銀行で働くゴブリンのグリップフック役にキャスティングされた。
ほかにもホグワーツの生徒、ディーン・トーマス役にイライジャ・オシン、ヴィンセント・クラッブ役にフィン・スティーブンス、グレゴリー・ゴイル役にウィリアム・ナッシュ、ポモーナ・スプラウト先生役にセリン・サバ、カスバート・ビンズ先生役にリチャード・ダーデン、ポピー・ポンフリー先生役にブリッド・ブレナンが起用されたことも明らかになった。
さらに2026年8月、キット・ハリントンが、人気作家で「闇の魔術に対する防衛術」を教えるギルデロイ・ロックハート先生を演じることが発表された。映画版でケネス・ブラナーが演じた同キャラクターは、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を原作とするシーズン2に登場する。
ドラマ版『ハリー・ポッター』の撮影はいつから?
昨年7月14日には、 ドミニク・マクラフリン扮するハリー・ポッターのファーストルックが解禁。シーズン1の撮影が、ロンドン郊外のワーナーブラザース・スタジオでスタートしたことが明らかに。その翌日には、ニック・フロスト演じるルビウス・ハグリッドの写真も公開された。
ロンドンのキングス・クロス駅やボロウ・ハイ・ストリートなどでは、撮影を行うキャストたちが目撃されていたが、今年5月にジニー・ウィーズリー役の子役、グレイシー・コクランがシーズン1をもって降板することが発表され、次シーズンから新たな俳優と交代することが明らかになった。
シーズン2は、今秋から撮影が開始される予定だ。

ドラマ版『ハリー・ポッター』の配信はいつから?
2026年3月25日、HBOは『ハリー・ポッターと賢者の石』の予告編を公開し、2026年のクリスマスにHBO Maxで配信開始することを発表した。予告編は、ダーズリー家の階段下の物置部屋で暮らしているハリーの姿から始まる。彼はいとこのダドリーにいじめられ、ペチュニアおばさんに「お前は特別な存在なんかじゃない」と告げられるが、ホグワーツからの入学許可書が届くと状況は一変。
続いて、ハグリッドから魔法界についてや亡くなった両親に関することを伝えられたハリーは、荷物をトロリーに積み込んで9と3/4番線への入り口を駆け抜け、ホグワーツ特急に乗り込む。電車の中では、ハリーとロン、ハーマイオニーが一緒に席に着きにつく。そして、ロンがハリーに「君は本当にハリー・ポッターなの?」と声をかける。
また、3人がホグワーツを探索する様子や、ハリーがクィディッチの箒の包装を解く場面、ダンブルドア校長、スネイプ先生、ドラコ・マルフォイ、オリバンダー先生、選別帽子などが次々と映し出されるモンタージュシーンもある。
日本では、米ワーナーブラザース・ディスカバリーと独占パートナーシップ契約を結ぶU-NEXTで配信される可能性が高い。
ドラマ版『ハリー・ポッター』にオリジナルキャストが出演する可能性は?
ダニエル・ラドクリフが、カメオ出演をする可能性は低そうだ。『E! 』のインタビューでドラマシリーズ出演について問われ、「しないと思う。製作陣は、映画版とはま��たく別ものにしたいだろう。僕らのカメオ出演が、良い効果をもたらすかわからない。僕も皆さんと一緒に観たいと思います」と答えている。
また、2026年2月には『ScreenRant』の ビデオシリーズ「Debunking AI」で、新キャストの3人を大切に思うなら、「僕とエマ、ルパートのことばかり聞かないでほしい。あの子たちの人生で不気味な幽霊みたいな存在になりたくない。自由にさせたほうがうまくいく。まったく違う作品になると思う。ドミニクは絶対、僕より上手く演じるはずだ」と語っている。
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